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エディブルフラワーの販売事業を立ち上げ、計画の150%の受注を実現


創業

れんげハウス

エディブルフラワーを使って事業化したい

相談者の福田さんと支援にあたった吉野COと村田CO

当初はコミュニティの参加者を増やすためのホームページを立ち上げたいとの相談で来訪された。市の花に関わるイベントなどに積極的に参加し、ガーデンに関わる活動を広げたいという思いがあり、カフェの営業については自分のペースで無理なく続けたいと売上拡大は目指していなかった。

ガーデンで育てている花は無農薬で育てているため、食べることができるとのことであった。(エディブルフラワー)エディブルフラワーについても漠然とビジネスにできないか?との思いを抱えていたが、具体的な商品開発や販路開拓方法についてわからず事業化できていなかった。

事業の抱える課題と目的の明確化

思いの強い事業を行っていたが、ヒアリングの結果、後継者不在という課題が明確となった。ガーデンを維持するには事業を引き継ぐ人材が必要。それには事業の利益を確保できる形にする必要がある。課題が明確になったことで、相談者の事業に対する姿勢は変わり、そこにコロナの影響で飲食業が通常営業ができない状況が訪れた。

COは飲食業以外での事業の可能性を探った。飲食業に強いチーフCOに相し、エディブルフラワーの市場状況を調査したところ、ニーズがあることが判明した。もともと商売っ気のない相談者の営業力強化も課題であった。エディブルフラワーにニーズが有っても、うまく交渉できなければ安売りになり利益につながらない。
エディブルフラワーの販売の事業化が今回の課題となった。

デザイン支援とサブスクリプション型の料金戦略

エディブルフラワーは季節性が高く、都度見積もりとなり継続的な販売につなげにくい。また、相談者の営業力的にも都度見積は安売りに繋がりやすいと感じた。そのため、3プライスのサブスクリプション型での料金プランを検討、「エディブルフラワーのおすそわけ」として月額制の販売方法を提案した。
 

情報発信については、無料ツールでのチラシ制作、無料ソフトを使ったホームページ制作を提案した。パソコンの苦手な相談者であったがデザイナーの吉野COの支援によりチラシやホームページの画像などを作り、スマホアプリを活用することで、ホームページやSNSについても自身で管理/運用の努力をされた。

相談者は最初は苦戦していたが、次第に自身でできることが増え、自力でデザインを制作したりSNSの活用ができるようになった。
これらの取り組みによりエディブルフラワーの受注やコラボ事業につながった。

当初は、ビジネスとしてよりもガーデンに包まれた生活を広めたいという思いの強い相談者であったが、目的を明確化したことでビジネスに対する姿勢が変わった。ビジネス性がなければならないという姿勢ではなく、思いに寄り添う形でヒアリングを重ねていったことが目的の明確化につながった。
 

デザインやホームページについては吉野COや遠藤COの熱心な支援により次第にスマホやパソコンを活用して情報発信ができるようになった。

エディブルフラワーの販売事業は当初予定の約150%の受注を獲得

エディブルフラワーの販売事業は、スタートから約5ヶ月で当初予定の約150%の受注を獲得している。高級飲食店のメニューや高級加工品の原材料として使われ、商品やメニューのコンセプトを決めるような使われ方をするようになった。
 

サブスクリプション型の販売や他の事業とのコラボレーションの提案も増えており、徐々に販路を広げている。
パソコンが苦手だった相談者であるが、無料サービスを使ったネットショップやウェブ広告にチャレンジするなど、積極的な取り組みを行われるようになった。

エディブルフラワーの販売やガーデナーズクラブの取り組みなどは、自分の中だけで考えたアイディアだったら実現しなかったように思います。相談をきっかけに声にしたことで、実現できました。時間はかかりましたが、相談したことでやりたいことが実現したように思います。

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