防府市のカフェが新商品開発!花とハーブ由来のルームコロンで売上アップ | 山口県よろず支援拠点

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防府市のカフェが新商品開発!花とハーブ由来のルームコロンで売上アップ


売上拡大

れんげハウス(カフェ)

2013年5月開業。お米屋を営んでいた家を家族で改修し、古民家で「エディブルフラワー(食べられる花)」を使用した料理を提供する自然派カフェを開店した。また、カフェの営業だけでなく、ガーデンで育てているお花やハーブを使ったお茶の販売および、無農薬のガーデンづくりの魅力を伝えたいと少人数のコミュニティ「防府ナチュラルガーデナーズクラブ」の運営にも取り組んでいる。

住所電話ホームページ
〒747-1232
山口県防府市大道3601-2
(0835)32 – 0008https://renge-house.com/

「食べられる」ほど安全な花やハーブを新たな形で消費者に届けたい!

自社ガーデンで育てた無農薬のエディブルフラワーを使用したランチやハーブティーの販売が好調ではあるが、もっと多くの方に自然の中で育った花やハーブを届けたいと「防府の香り」を表現したアロマ商品の開発を決意。商品開発は初心者であったため防府商工会議所に相談すると「パッケージ作成や販促方法についてより具体的な支援が受けられる」と当拠点を紹介され、相談に至った。

販路の開拓と既存事業と新商品との関連性の構築が課題

COはまず、商品化するアロマについて分析を開始。相談者は新しく開発するアロマに完全無農薬のガーデンで生育した花やハーブを使用し、ガーデンのある防府を想起させる香りを作りたいと希望しており、競合商品に対する強みであると判断。

一方、初の商品開発ということもあり、ブランド構築に関してはあまり取り組みがなされていなかった。また、防府の観光客の構成や動向なども調査。すると県内では根強い人気のある防府天満宮の集客力はあるものの、コロナによる県外客・帰省客の減少は顕著であり、来店できない顧客層へのアプローチが必要であると判断した。そこでターゲットとなる顧客像の設定とそれに合わせた商品の開発、既存事業を含むブランドの構築やネット販売等の販路開拓を課題として設定し、新商品の開発に取り組むことにした。

受験生や資格取得を目指す方をターゲットに“ルームコロン”を開発

相談者が最初に来訪した際には、新たな商品開発への強い思いのあまり、商品コンセプトの構築に苦心している様子であった。そのために、まずは事業への思いを丁寧に聞き出すことでコンセプトをまとめることができ、ロゴやパッケージのデザイン開発につながった。さらには相談者から事業ブランド構築のアイディアが出てくるなど、自身の事業全体のリブランディングに取り組む積極的な姿勢が新商品開発の成功につながったと思う。

新商品が受験生の親世代に評判に、売上も好調

相談者とは前職時代から、創業も支援していた。そのため、よろず支援拠点への相談に抵抗がなく、気軽に相談されたことが今回の支援につながったようだ。

日々の業務の多忙のせいで、通常であれば相談する余裕などない状況だった。設備投資を伴わなくても、ITを活用した生産性向上ができること。IT知識専門CO・製造現場経験のCOの連携で仮説検証が可能になった。そのため多忙な相談者とは最小限の連絡で支援ができたと思う。

昨年比売上が170%、労働生産性が15%向上

こうして完成した“ルームコロン”は、防府を感じさせる自然派アロマ商品として人気が高まり、売上が徐々に増加。特に受験生の親世代・祖父母世代がお土産に購入することで、若い世代にも認知が広まっている。


地元メディアに取り上げられたことで県内外からの問い合わせも増え、店頭やネットショップの売上も増加傾向。今後は全国の防府出身者に防府の香りを届けられる商品としてさらなる認知向上に努め、売上拡大につなげていく。

相談者からひとこと

COの皆様が私の思いを聞いて一緒に考えてくださったおかげで、難しかった新商品開発を成し遂げることが出来ました。

さらには事業のリブランディングを通じて、お客様と自分との関係性を理解する重要性を学ぶことができました。なりより、支援を通じて自分でデザインやHP更新ができるようになり、大きな自信に繋がりました。

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